
石けんというと液体もありますが、昔は石けんというと固形で白く固いものでした。
固形石けんの場合、油脂から作る石けんはケン化反応で徐々に固くなっていきます。結晶が成長してゆくイメージです。
油脂をケン化する鹸化率という数字を何%にするかで固さが変わります。結晶が作られる温度帯でも固さが変わってしまいます。そして油脂の組み合わせでも固さが変わります。このように複雑にいろいろな状況で変わってしまうため、複数の油脂を組み合わせて作る石けんはとても手間がかかってしまいます。
市場に出ている石けんは、油脂から作ってもその後の変質を防ぐため、塩析などを経由する商品が大半を占めています。製造後も安定していて、変質が起こりにくく流通にむています。一般的にみなさまに好まれ、油脂から作られている商品として大変に優秀であると思います。
「うぶぶ」は塩析をせず自然の恵みをそのまま利用しています。保管状況が適していないければ劣化もします。それを起こさないために長い時間をかけて熟成をさせ、固い石けんにして出荷をします。
しっかり乾燥したいところですが、「うぶぶ」は精油をふんだんに使っていますので、なるべく香りも届けたいと思います。そのため自然乾燥でゆっくり作っています、香りもお愉しみくださいませ。
製造側の目線では、成分を見ればその商品がどういったものかわかります。
初夏頃に成分の見方や「うぶぶ」のこだわりについて座学をしてみようと考えています。詳細が決まりましたらお知らせをいたしますね。
「うぶぶ」をお使いで、こだわりの強いみなさまは商品を選ぶとき、必ず成分を確認されると思います。そこに油脂が並んでいること、その意味と効果について。
豪華客船をイメージしたレストランにて

「うぶぶ」のスッタフさんとバレンタインコンサートに行って参りました。ご馳走はもちろん素晴らしく、器も空間も素敵でした。個人所有のロールス・ロイスの展示もたくさん。
オーナー様は広島市内の病院を経営なさっている方かなと思います。
実はそちらの病院へ、初めて訪れたときは驚きました。病院内はラグジュアリーなホテルに来たような佇まいでしたから。

趣味が多いみなさまには価値が伝わりますでしょうか。
多趣味な方の豊かな人生を見せていただきました、ありがとうございました。
今回のメイン。
バイオリンとピアノの演奏をお伝えすることはできませんが、、、
素敵な演奏でした。
バレンタインで愛をテーマとした「愛の挨拶」からの11曲と、アンコールでは場所が豪華客船をイメージしたレストランということで、映画「タイタニック」(1997年)の主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」が演奏されました。
演奏を聴きながら、映画のこと、上映された26年前のこと、タイタニックの設計者が生まれ変わっていたこと、セリーヌ・ディオンさんや葉加瀬太郎さんのことまで考えてしまった。。
要は、食事もいいけれど、、バイオリンを聴きたい!ということでしょうか。

うぶぶ便り
natural handcrafted soap