
石けんを作るときは、強いアルカリ性の水溶液を油に流し入れ、攪拌しながら反応を待ちます。型に入れたばかりの石けんは白くトロッとしていて、原料のほとんどが油のためこの段階では泡なんて立ちません。
その後型の中で鹸化反応が進み、石けんのタネが固くなる頃には洗浄力を発揮する石けんになります。
石けん作りの道具を洗うときには、道具についている石けんのタネが石けんに変化するのを待ち、それを利用して片付けをしてゆきます。

石けんのタネはそのまま置いておけば、自然に固くなり石けんに生まれ変わります。ただし少しづつ刺激になるアルカリ性から、優しいアルカリ性へ落ち着いていきます。
そこから完成した石けんを数年寝かせると、とても固く泡立ちも良く、アルカリもさらに弱くお肌にやさしいものとなります。
新鮮な油脂とお水で作った石けんは数年を経てもいい状態でいてくれます。石けんの保存管理には湿気に注意し、温度変化の少ない涼しい場所が適しています。
数年寝かせた石けんは泡が細かくなめらかに感じますし、水を含ませた後も乾燥しやすいように思います。石けんが長持ちするかどうかは、その石けんの油脂配合により変わります。
香りにパチュリ精油などを使っておくと、香りの変化を楽しめます。1年以上置くことでパリュリ精油の華やかでうっとりするような香りが楽しめます。コツは仕込み直後は強くて鼻をつまみたくなるような石けんを仕込んでおくのがポイント!
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